ローラーガールズ・ダイアリー観ました
ドリュー・バリモアの初監督作品であるこの映画「ローラーガールズ・ダイアリー」、けっこう楽しく観ました。日経の夕刊の評価では高得点だったので、楽しみにしていたのですが、まあまあ。これ系の映画では、我が国でも「ウォーターボーイズ」とかありますが、アメリカの田舎の女の子も大して変わらない青春を送っているのだなと、思います。
また、私たちの年代にはこの題材となっているローラーゲームというのは特別な思いを抱いている人も多いじゃないでしょうか?『ローラーゲーム』(1968年 – 1970年)東京12チャンネル(現テレビ東京系)でミッキー安川の実況でけっこうはやりました。学校でも廊下で「ダブルホイップ」とか叫びながら友達同士で遊んだ記憶があります。しかし、この映画を映画館で観たときは、観客5名、それも私よりも先輩ばかりという少し寒い状況でみたいのですが、最近の若い子はこんな青春映画って、つまんないのかな?
かつては、「ヤング・ジェネレーション」(1979年公開)という名作があったのですが、監督はピーター・イェーツ、主演はデニス・クリストファー、デニス・クエイド、ダニエル・スターンらで、これもアメリカの田舎で自転車レースの明け暮れる男の子たちの日常を淡々と描いた映画です。私のベスト20には入るかなというオススメ作でもあるのですが・・・
当時この映画を映画館で観ていた自分自身は何かもやもやしたものを感じながら、でもなかなかそこを突破できないという青春時代特有の悩みみたいなものをもっていたような気がします。今の青春時代を過ごしている若者だって同じ気持ちを持っているのではと思うのですが、どうでしょうか?
ちなみに、青春映画のマイベスト1はなんと言っても「卒業」です。