今年度の中小企業施策説明会に行ってきました
いちい信用金庫さんが主催された平成22年度の中小企業施策説明会に行ってきました。
会場は600人規模のものでしたが、けっこう入っておりましたね。8割方?スピーカーは中部経済産業局 中小企業課長の青木太久美氏でした。施策自体は、前政権時からの継続施策が多く、もちろん運用面なんかでは多少の変更もありますが、目新しいものはありませんでした。ただ、中部のこの地方は、航空機産業ですとか、次世代カーの開発など中小企業としても取り組むべき方向性などに対して青木課長の方からヒントが語られていました。
会場には、産業界(何人かお見かけした経営者さんもちらほら)からと、支援機関(金融機関、会議所)関係の人が多かったように思います。でも、どれだけのひとが施策についてご理解いただけたか・・・青木課長もお話しされていましたが、ここですべてがわかることはないと思います、何か気になる施策があったら、近くの支援機関にお気軽にお尋ねくださいと。確かにそうなんですよね、私たちは仕事柄、中小企業施策には気をつかっていあmすが、普通の社長さんとか、金融関係の人だって、そう気にしないですもんね。でも、本当に使えば、使えるんですけど。
もう一つ青木課長が言っていたのは、「これから注目する分野として、ありがたい3Kと覚えてください」と。3Kというとあまりいいイメージではないですけど、これからは、環境・エネルギーのK、健康(医療・介護)のK、観光・地域活性化のKとアジアのAをとって、ありがたい3Kとなるみたいです。どうですか?
また、同じ昨日、閣議で今年度の中小企業白書が決定されたそうです。タイトルは、「~ピンチを乗り越えて~」だそうです。次へのステップとなれるヒントが隠されているのか?少し心配ですけど。中身を少し見てみると、中小企業の海外進出といった内容にページが割かれているようです。それも、生産現場としての海外ではなく、マーケットとしての海外、特にアジアを注目するようにといった内容です。中国やインドといった勢いのある市場にいよいよ中小企業も本格的に進出をしようとする動きを政府も後押ししようと思っていると考えてもいいですね。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/100426hakusyo.html
この辺のお手伝いもできたらいいなと思っています。GW明けには、中国での展示会サポートをなさっている事業者さんとお話しする機会を設けていただきました。何か新しいアイディアが生まれてくるか、楽しみにしています。