丸善で
最近の本屋さんの経営は厳しい状態なっている。大手の書店でも印刷会社などに買収されるというニュースも多い。また、書店として生き延びていくために多店舗展開や異業種進出などの経営革新的な活動を行わざるを得ない状況にもなってきている。
さて、そんな書店の一つ、丸善で見かけた光景である。
「栄ビジネスクリニック」という看板を掲げ、いくつかのテーマだしで書籍を並べている。こういう手法はわかるが、むずかしいのは、誰がお医者さんなんですか?ということであろう。書店員さんのお勧めだとしたら、いまいちインパクトがないんだよね。例えば、ミステリーとか恋愛小説等だったら書店員さんの個人名での推薦も力あるだろうが、ビジネス系の書籍って、その辺がむずかしい。まあ、言い方は悪いけど、経営のわからない人に勧められたとしてもという感じ?じゃ、コンサルするとしたらであるが。
①丸善社長のお薦めコーナーにしてしまう。まあ、くくり方は「ビジネスクリニック」でもいいが、経営に携わっている方のチョイスということを明確にした方がより興味が湧くのではないだろうか。
②そうはいっても、店頭は新鮮な情報が必要。いつまでも社長にこだわっていてもと言うときには、異業種交流会あたりのメンバーにお願いするというのも手法としてはあるかも。けっこう異業種交流会って、世の中にありますよね。私も2~3は入っています。そんな会に依頼して、メンバーから推薦してもらうというのをシリーズ化していくと面白い。異業種交流会だって、自分の会のPRもかねて、会員募集のメリットもありますから、会の特徴を出せるようなチョイスだといい反応が得られるかも。これこそWIN-WINの関係が気づけるような気がします。
いかがでしょうか?